40代のPMS対策|管理栄養士が教える生理前のイライラ・むくみを食事でやわらげる方法

健康

「生理前になるとイライラする」「気分が落ち込む」「体がむくんで体重が増える」——毎月のPMS(月経前症候群)に悩まされていませんか?

管理栄養士のnaoです。PMSは女性ホルモンの変動が原因ですが、実は食事で症状をやわらげることができるのをご存知ですか?特に40代は更年期も近づき、PMSが重くなる方も。今回はPMSを食事で楽にする方法を管理栄養士の視点でお伝えします。

PMS(月経前症候群)とは?

PMSは生理の3〜10日前から現れる心と体の不調のこと。生理が始まると自然におさまるのが特徴です。

よくあるPMSの症状

  • 心の症状:イライラ・気分の落ち込み・不安・集中力低下
  • 体の症状:むくみ・体重増加・頭痛・胸の張り・肌荒れ
  • 食欲の変化:甘いものが無性に欲しくなる・食べ過ぎ

40代はホルモンバランスが乱れやすく、PMSが重くなりがち。食事を整えることで、毎月のつらさをやわらげましょう。

PMSをやわらげる栄養素

①ビタミンB6(心の安定)

幸せホルモン「セロトニン」の生成を助け、イライラや気分の落ち込みをやわらげます。PMS対策で特に注目したい栄養素です。

  • 多い食品:かつお・まぐろ・鶏むね肉・バナナ

②鉄分(貧血・だるさ対策)

生理で鉄分が失われる女性は鉄不足になりがち。鉄分が不足すると、だるさや気分の落ち込みが悪化します。

  • 多い食品:レバー・赤身肉・ほうれん草・ひじき

③マグネシウム(むくみ・頭痛対策)

筋肉の緊張をゆるめ、むくみや頭痛、イライラをやわらげます。PMS時に不足しやすいミネラルです。

  • 多い食品:大豆製品・ナッツ・海藻・玄米

④カルシウム(イライラ抑制)

神経の興奮を抑え、イライラを鎮める働きがあります。マグネシウムと一緒に摂ると効果的です。

  • 多い食品:小松菜・乳製品・小魚・豆腐

PMS時に控えたい食べ物・習慣

  • ⚠️ 甘いものの摂りすぎ:血糖値の乱高下で気分が不安定に
  • ⚠️ カフェインの摂りすぎ:イライラや不安を強めることがある
  • ⚠️ 塩分の摂りすぎ:むくみを悪化させる
  • ⚠️ アルコール:ホルモンバランスを乱す

特に「甘いものが欲しくなる」のはPMSあるある。でも血糖値の急上昇はかえって気分を不安定にします。どうしても甘いものが欲しい時は、ナッツやドライフルーツ、高カカオチョコなど血糖値が上がりにくいものを選びましょう。

PMS対策の1日の食事例

朝食

バナナ+ヨーグルト+ナッツ → ビタミンB6・カルシウム・マグネシウムを手軽に

昼食

かつおのたたき定食+ほうれん草のおひたし → ビタミンB6・鉄分をしっかり

夕食

豆腐とわかめの味噌汁+鶏むね肉のソテー+小松菜 → マグネシウム・カルシウム・タンパク質

間食

素焼きナッツ+高カカオチョコ → 甘いもの欲求を満たしつつ血糖値を安定

食事で足りない鉄分はサプリで補うのも手

PMS対策で特に大切なのが鉄分ですが、生理のある女性は不足しがち。「レバーは苦手」「毎日鉄分を意識した食事は大変」という方は、食事を基本にしながらサプリで補うのも一つの方法です。

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食事以外のPMS対策

  • 適度な運動:軽い運動でセロトニンが増え、気分が安定
  • 十分な睡眠:ホルモンバランスを整える
  • 体を温める:血行を良くして症状をやわらげる
  • つらい時は無理しない:症状が重い時は婦人科に相談を

管理栄養士のPMS・栄養豆知識

豆知識①:生理前の体重増加は水分

PMS時の体重増加(1〜2kg)の多くは、ホルモンの影響による水分のため込み。脂肪ではないので、生理が終われば自然に戻ります。焦って無理なダイエットをしないことが大切です。

豆知識②:カルシウム+マグネシウムはセットで

この2つはバランスよく摂ることで、より効果的にイライラやむくみをやわらげます。大豆製品はどちらも含む優秀食材です。

豆知識③:PMSは記録すると対策しやすい

症状が出る時期を記録しておくと、「そろそろPMSの時期だから食事に気をつけよう」と前もって対策できます。アプリで生理周期を記録するのもおすすめです。

まとめ

  • PMSはビタミンB6・鉄分・マグネシウム・カルシウムで対策
  • 甘いもの・カフェイン・塩分・アルコールは控えめに
  • 足りない鉄分はサプリで補うのも手
  • 運動・睡眠・温活も組み合わせて

毎月のPMSは「仕方ない」と諦めがちですが、食事を整えることで確実に楽になります。自分の体と向き合いながら、無理なく付き合っていきましょう。症状が重い場合は、我慢せず婦人科に相談してくださいね。

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