「朝起きてもだるい」「夕方になるとぐったり」「週末も疲れがとれない」——40代になってそんな悩みが増えていませんか?
管理栄養士のnaoです。40代の疲れは、年齢とともに代謝が落ち、栄養の吸収力も低下することが原因です。サプリやエナジードリンクに頼る前に、まずは毎日の食事で疲労回復をサポートしてみませんか?今回は週末に作り置きしておくだけで疲れにくい体を作る5品をご紹介します。
疲労回復に必要な栄養素とは?
疲労回復に効果的な主な栄養素は以下の通りです。
- ビタミンB1:糖質をエネルギーに変える働き。豚肉に豊富
- イミダゾールジペプチド:抗疲労成分として注目。鶏むね肉に豊富
- クエン酸:乳酸の代謝を助けて疲労感を軽減。梅・レモンに豊富
- 鉄分:酸素を全身に運び、貧血由来の疲れを防ぐ。ほうれん草・ひじきに豊富
- マグネシウム:エネルギー代謝に必須のミネラル。大豆製品に豊富
これらをバランスよく食事に取り入れることが、疲れにくい体作りの基本です。
豚肉と玉ねぎの生姜焼き【ビタミンB1・アリシン】
豚肉は疲労回復の代表食材。ビタミンB1がエネルギー代謝を助けます。玉ねぎのアリシンはビタミンB1の吸収を高めてくれるため、組み合わせるとさらに効果的です。
材料(2人分)
- 豚ロース肉(生姜焼き用) 200g
- 玉ねぎ 1個
- しょうゆ 大さじ2
- さとう 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 生姜(すりおろし) 大さじ1
作り方
- 玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンに油を熱し、豚肉を炒める。色が変わったら玉ねぎを加える。
- しょうゆ・みりん・酒・生姜を加えて全体に絡める。
- 冷蔵で3〜4日保存可能。
鶏むね肉と梅の蒸し鶏【イミダゾールジペプチド・クエン酸】
鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドは、近年注目されている抗疲労成分。梅干しのクエン酸と組み合わせることで、疲労回復効果がさらに高まります。さっぱり食べられて夏にもおすすめです。
材料(2人分)
- 鶏むね肉 1枚(約300g)
- 梅干し 2個
- 酒 大さじ2
- 塩 少々
- 大葉 3〜4枚
作り方
- 鶏むね肉に塩をふって耐熱皿に置き、酒をかける。
- ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で5〜6分加熱する。
- 粗熱が取れたら食べやすい大きさに裂く。
- たたいた梅と大葉を和える。冷蔵で2〜3日保存可能。
ほうれん草と卵の炒め物【鉄分・タンパク質】
ほうれん草は鉄分が豊富で、貧血からくる疲れ・だるさを防ぎます。卵のタンパク質と組み合わせることで、鉄分の吸収率も高まる組み合わせです。
材料(2人分)
- ほうれん草 1束(約200g)
- 卵 2個
- しょうゆ 小さじ2
- 塩・こしょう 少々
- ごま油 大さじ1
作り方
- ほうれん草はさっと茹で、水気を絞って4cm幅に切る。
- フライパンにごま油を熱し、溶き卵を入れて炒り卵を作る。
- ほうれん草を加えて炒め、しょうゆ・塩・こしょうで味を整える。
- 冷蔵で2〜3日保存可能。
大豆とひじきの五目煮【マグネシウム・鉄分】
大豆とひじきの組み合わせは、マグネシウムと鉄分の宝庫。マグネシウムはエネルギー代謝に欠かせないミネラルで、不足すると慢性的な疲れの原因になります。常備菜にしておくと便利な一品です。
材料(作りやすい分量)
- 大豆(水煮) 100g
- 乾燥ひじき 15g
- にんじん 1/2本
- こんにゃく 1/2枚
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 顆粒和風だし 小さじ1
作り方
- ひじきを水で戻す。にんじん・こんにゃくは細切りにする。
- 鍋に油を熱し、にんじん・こんにゃく・ひじき・大豆を炒める。
- 調味料を加え、汁気がなくなるまで中火で煮る。
- 冷蔵で4〜5日保存可能。
かぼちゃのレモンはちみつマリネ【ビタミンC・β-カロテン】
かぼちゃはβ-カロテンが豊富で、抗酸化作用により疲労の原因となる活性酸素を除去します。レモンのクエン酸とビタミンCを組み合わせることで、疲労回復効果がさらにアップ。さっぱりした味で食欲がない日にも食べやすい一品です。
材料(2人分)
- かぼちゃ 1/4個(約300g)
- レモン汁 大さじ2
- はちみつ 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- かぼちゃは一口大に切り、電子レンジ(600W)で4〜5分加熱して柔らかくする。
- レモン汁・はちみつ・オリーブオイル・塩を混ぜ合わせる。
- かぼちゃが温かいうちに調味料と和える。
- 冷蔵で3〜4日保存可能。
管理栄養士の疲労回復・栄養豆知識
豆知識①:疲れたときの甘いものは逆効果
疲れたときに甘いものを食べると一時的にエネルギーが上がりますが、血糖値の急上昇・急降下で逆に疲労感が増します。タンパク質や良質な糖質を選びましょう。
豆知識②:ビタミンB1は水溶性で体に溜められない
ビタミンB1は水に溶けやすく、体内に蓄積できない栄養素です。毎日コツコツ摂る必要があるため、豚肉や大豆製品を意識的に食事に取り入れましょう。
豆知識③:睡眠と食事はセットで疲労回復
どんなに食事を整えても、睡眠不足では疲労回復しません。質の良い睡眠と栄養バランスのとれた食事、両方を意識することが40代の元気の秘訣です。
まとめ
疲労回復に効く作り置き5品をご紹介しました。
- 豚肉と玉ねぎの生姜焼き【ビタミンB1・アリシン】
- 鶏むね肉と梅の蒸し鶏【イミダゾールジペプチド・クエン酸】
- ほうれん草と卵の炒め物【鉄分・タンパク質】
- 大豆とひじきの五目煮【マグネシウム・鉄分】
- かぼちゃのレモンはちみつマリネ【ビタミンC・β-カロテン】
サプリやエナジードリンクに頼らなくても、毎日の食事で疲れにくい体を作ることができます。週末に作り置きしておけば、平日の忙しい日も自然に疲労回復をサポートできます。
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